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描けないから
イヤ!
どうしたのかな?
ホント?!
まちがえても
失敗してもいいんだよ
自己肯定感を高めるために子ども達が実践していること
・五感を十分に使う
・自分の気持ち、感じたことを自由に表現する
・表現したことに自信を持ち自分を好きになる
臨床アートプログラムの実施
想像画
感覚遊び
物語りを描いたり、
空想の世界を表現する
スライム・粘土などを用いて触感覚を使って遊ぶ
臨床美術は独自のアートプログラムを使います。
左脳の知性、理性に頼らず、右脳の感性を使って絵を描くという手法を使った独自のプログラムです。
テーブルの上の散らばった数本の木の枝を描く時、左脳を使うと一本一本の枝の形をとらえ、正確に描こうとします。これが通常の描き方です。ところが視点を変え、枝と枝が作った面に注目し、空間を描くことにより右脳を先行して使うことが出来るのです。そのようにしても最終的にテーブルの上に散らばった枝を描き上げることが出来ます。アートプログラムでは臨床美術士が学んだ課題や、声がけによって、上手に誘導されながら、右脳を先行して使い作品を仕上げるというものです。感性を優先した満足感や楽しさにより、右脳は活性化し、続いて左脳も活性化するということです。現在は医学的に認証され、主に老人ホームや保育園、学童保育などの現場で実践されています。
想像画
物語りを聞いて自分でイメージした絵を書くことによりファンタジーの世界につながることがことができます。イメージをふくらませることは、自分の心を見つめるよい機会となります。
たとえば3才のぐるぐるの絵
小麦粉粘土・樹脂粘土・ホイップ粘土などいろいろな素材の粘土の感触を知り、感覚を使って遊ぶことを楽しんでもらいます。作品を作ることだけを目標にするのではなく、その過程を大切にしています。
3才の子どもに「大好きなクレヨンの色をえらんで虫をぐるぐる描いてみようか」と言うと大喜びで描きはじめます。「ぐるぐるだったら自信ありますよ」という表情で得意気です。スタートとストップを足してみると楽しさは絶好調になり「きゃあ!」と楽し気な声も上がります。虫をイメージしてみようと声をかけると「てんとう虫」「はち」などと自分から発想が広がります。楽しんだ絵は気に入った作品となるのです。
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